2012年6月17日日曜日

6/16雨

本日は雨のため、練習は中止し、ミーティングのみ行いました。
3・4・7・11・13・15・16の7名が参加しました。

まず、当ブログを使ってこの1ヶ月の練習を振り返ってもらいました。

そして次に、実際に映像もみてもらいましたが
大和さんにお招き頂いた5/27の交流試合で
キックオフ以降、ボールをキープして
パスを連続して10本も通しながらも
中盤から前に全然進んでいない、
という首をかしげるシーンがあったことを踏まえ
JFA指導教本の一部を使って、サッカーにおける
基本戦術を改めて確認しました。

すなわち、個人では
攻撃時にボールを持ったときは、しっかり状況をみて
選択肢を持ちながら判断を行う。

選択肢とは、まずはシュートを打てないか、
ドリブルなら仕掛けることはできるか
パスなら相手の背後をつけるか、
それができないなら、ドリブルならキープできるか
パスならとりあえず前にはつなげるか、
それもできないなら相手DFから遠い方の足にパスを出して
なんとかキープするか、といったところです。

このところ周囲をよくみてボールキープすることに取り組み、
その結果練習でもなかなかできない、
試合中に10本ものパスを連続して通すことができているのですが、
コーチとしても反省するところですが、
そのこと自体は相手チームにとって何も怖くないですから
前方(裏)のスペースを果敢に狙う動きも増やしていこうという話をしました。

すぐ裏ばっかり狙うから攻撃が単調になるので、
後方できちんと組み立てられるように、
無理があるときは後ろできちんとつなごう、
ということでボールキープに取り組んできた面もあるので
このあたりは行ったり来たりしているような話ですが
どちらもできないと結局意味がないので、
脳みそでも汗をかいて、そのときごとに適切な判断ができるよう
取り組んでいきましょう。

一方守備面でも、映像を交えて確認しましたが
同交流試合では、コーナーキックから2失点していますが、
どちらも、ゴール前で守る当チームの選手全員の体の向きは、
完全にコーナーポストにのみ向いていました
(自ゴールに対し直角で、蹴る側のコーナーと相手選手の間に立っていました)。
そのため、相手チームの選手は自分の視界から消え、
背後から走り込んだ相手選手に結局前で触られていました。

このあたりも、守備戦術の一つである
相手とボールを同一視できる体の向き(いわゆる半身)、を意識して
同じ失敗は繰り返さないようにしていきたいものです。

その他、5/27の映像をみる中で
・ゴールキックのとき、プレー中のときもリスタートのときも
 誰も自分がもらうようなアピール・動きををしていない
・スローインをマイボールとしてもっと丁寧に扱うべき
といったところが課題として上がりましたが、
コーチとしては、それらに加え
・空中のボールの処理があまりに下手
・全般的に重心が高い
といったところも気になりましたので
今後の練習の中で改善していきたいと思います。

その後、昼食を摂りながら甲東さんとのフットサルの映像をみた上で
アジアフットサル選手権の決勝をみてもらいましたが
長い間映像ばかりみて、疲れがみえはじめましたので、
以前某コーチからのサジェスチョンがあったことも踏まえ
ウインニングイレブン大会を行いました。

皆、持っている機器がWiiだったりPS3だったりでバラバラなため
思いのほかコントローラーに対する習熟度が低く
思っていたよりも「すごい展開」というのはみれませんでしたが
それでも、それぞれの個性が出ていて面白かったと思います。

ただ、最短設定の5分で試合を繰り返していたのですが
少し時間が長くなりましたので、途中で打ち切りました。

明日は雨があがって、リアルなサッカーを楽しめることを願っています。


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