長尾 1-2 ×
安倉 1-2 ×
あえなく、1勝はおろか勝ち点の1つも取れないまま、大会を終えました。
コーチとして責任を痛感しております。
2試合で2得点4失点でしたが
長尾戦での得点は、3が長い距離からFKを直接決めました。
一方、安倉戦での得点は
左サイドを抉った7からのパスを、
中央に走り込んだ15がおしこんだものでした。
長尾戦での失点は
相手FKのこぼれ球を押し込まれたものと
相手のシュートが当チームDFの体にあたって入ったものでした。
安倉戦での失点は
開始後早い時間帯に素早く攻めきられたものと
コーナーキックからフリーでヘディングを決められたものでした。
攻撃に関しては、上記の2得点でしたが
流れの中でのシュートは、これに加えて1~2本しかありませんでした。
ゴール近くまでたどりつかないというのもありますが、
そもそも「自分が決めてやる」という気概を持てていたかどうか。
守備に関しても、崩されて奪われた、というのはほぼなく、
こぼれ球に対してウォッチャー状態になってしまったり、
シュートを打つ相手との距離を詰めきれていなかったり、
肝心な時にマークが完全にずれたといったものでした。
すなわち、まずは「気持ち」の面で、
得点を奪う・失わないということに
どれだけこだわり、必死になれたかどうか。
攻撃については、5月頃の試合で、パスをつなぎながら後退していく
という症状がみられましたので、
前へ裏へ積極的に仕掛ける、両サイドを深く抉る
ということをテーマにしてきました。
結果としてそのような形はなかなか作れず、
流れの中からはわずか1得点となりましたが
「周り(相手)をよくみる」、ということを
まだまだ伸ばさないといけないと感じました。
前へ裏へといっても、それは相手があってのことで
例えば安倉戦では、相手側選手は守備のときはみな
中央に固まっていました。
そこを中央からゴリゴリ攻めても難しいわけで、
サイドを狙うのが有効なわけですが、
そのときに中盤からサイドに運ぶのがプレッシャーがかかって難しいなら
一度DFを経由してつなぐとか、
プレッシャーのないときはむやみに蹴るのではなく
自分でドリブルして相手をひきつけてからワンツーで抜いていくとか
相手を感じながら攻めるプレーが少なかったため
結果として単調な攻撃になったと思います。
また、こちらからの「積極的な動き出し」が少なく、
例えば相手DFの間に顔を出す、裏へ走り込むといった動き、
味方DFを含めてフォローでボールをもらう動きが
全体として少なかったため、それを助長したと思います。
プレー中にパスを出すところがなくてすぐに「無理!」
と言う選手がいますが、
チーム全体でこれらの工夫を重ねたら打開策はあるはずです。
一方で、「プレーがとぎれる」シーンも散見されました。
ボールを相手に奪われてもすぐに奪い返しにいかない、
何か失敗すると一旦そこで立ち止まってしまうといったプレーで、
結果、攻守の切り替えの遅さにつながっているところです。
こうやって並べてみると、以前からわかっているような課題ばかりで
主要な大会が終わってしまった今となっては
むなしく感じざるを得ないですが、
残りの半年のジュニアサッカー生活における課題として
気持ちを切り替え、きちんと次のステップにつながるように、
前を向いて取り組んでいきたいと思います。
課題ばかり並べていますが、悪かったことばかりではなく
特に11が良かったと思います。
見事なセービングを連発するとともに、後ろからしっかり声を出して
チームを牽引していました。
当チームのキープレヤーとして、
今後も練習から牽引してもらいたいと期待しています。
また今週から頑張りましょう。
N
0 件のコメント:
コメントを投稿